#24 伝える・伝わるとは? part4


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Oct 30 2022 17 mins  

欲求のままに動くか、常識のままに動くか。自分も含め、その境界は分からない。

個人的には、「ikigai」はある方が良いと思っていて、そのためには欲求に気づくことが必要だと勝手に確信的に思っていました。

しかし、池田との対話の中で、常識に動いている途中で自分の欲求の解像度が高くなり、常識とのギャップを感じた時に起こるのは「苦しさ」の方が強いのではないかということに気づきました。

常識のまま動いている方が、幸せなこともたくさんあるのではないか。

そう考えると、社会に対して、こうした方が良いと考えるのはエゴかもしれないなと思いました。

ソーシャルグッドなアイデアを常に考えてはいるのですが、大変難しいですね。

こうして、自分だけで考えるとどうしても偏ってしまうことは少なくないなとつくづく思います。

日常生活と仕事上でのコミュニケーション方法は変えた方が良いかもしれませんが、仕事上でも、伝える・伝わることが必要な場面は毎日あると思います。

組織の「何か」を進めるにあたってはメンバーと「対話」をする姿勢は常に持っておきたいです。

最近の流行りで言うと、”心理的安全性”ですかね。まずは、自分の組織の心理的安全性を高めたいなと思います。

また、語彙力も大切だなと思いました。知っているだけでもダメで、相手もそれを知っていないといけないし、定義が共有されていることが望ましい。これも対話的な姿勢が無いとどちらかが置いてけぼりになってしまうなと。

三木先生のご著書で言われている、約束事を形成するためのコミュニケーションにおいてはより語彙力は重要ですね。

対話をする中においては、相互にマニピュレーション能力も必要だなと。相手を傷つけるときって、いつも無意識だと思うんです。無意識に自分の価値観を押し付けて相手側の価値観を侵害してしまう。それって、相手のことを思ったり、自分以外の価値観があることにも気づけていれば生じにくいし、侵害してしまったとしても、配慮があったことは伝わるんだと思います。

ここでも心理的安全性を考える上での重要なことが含まれているなと感じます。とても勉強になりました。

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