サイードが知っていたこと。【パレスチナ問題】#9-1


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Jan 22 2024 19 mins  

(Seasonの表記を#9-1に変更しました)

遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします!


そうは言いつつも、今年の始まりはやや重いテーマから。

[2023年パレスチナ・イスラエル戦争]

"2023年10月7日にパレスチナのガザ地区を支配するハマース(ハマス)によるイスラエルへの攻撃によって勃発した、ガザ側の武装勢力とイスラエルの武力紛争、または戦争。7日、ハマースはイスラエル領内に数千発のロケット弾を撃ち込むとともに、ガザ地区近隣のイスラエル南部各地に戦闘員を侵入させて民間人多数を殺傷・拉致した(レイム音楽祭虐殺事件など)。これに対してイスラエルは軍を動員して反撃を開始し[9]、領域内のハマースを押し返した後、ガザ地区を閉鎖し、大規模な空爆及び地上侵攻を行い、ハマース戦闘員のみならず多数の民間人を殺傷し続けている[10]。"

(Wikipediaより引用)


今回の事態が起こった原因は国際機関の調査に委ねられますが、イスラエルとパレスチナを巡る争い自体が1000年単位の時間の中で繰り広げられてきたことは事実です。当番組でその歴史を詳細まで語ることはしませんが、私たちはその中でも現代に独自の視点から彼の地を見つめ続けた人間をご紹介したいと思います。


エドワード・サイード(Edward.W.Said)

イギリス統治下のイェルサレムで生まれたパレスチナ人です。

異なる価値観を持った人々が暮らす地で、特殊な出生のもとに育った彼は、「オリエンタリズム」という思想を生み出します。東方=オリエントの人々をまなざす西洋人の目を観察し、そこにある種の偏見が含まれていることを発見したのです。


彼が数奇な人生の中で生み出したその思想の原点を探ります。


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Cast:

いしうらまさゆき…1979年東京生まれ。学習院大学文学部心理学科卒業、立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻博士課程前期課程修了。武蔵野発のSSW。 都内の高校で高校倫理の授業を担当している。著書:『哲学するタネー高校倫理が教える70章【西洋思想編①・②】【東洋思想編】』(明月堂書店)、加奈崎芳太郎『キッス・オブ・ライフ ジャパニーズ・ポップスの50年を囁く』(編集・全アルバム解説)、『URC読本』など。

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熊倉羅馬…2005年東京生まれ。都内の高校に通学中。哲学者・今道友信の著書「エコエティカ」(講談社学術文庫)を読み、哲学を志す。 当Podcastの企画・運営・録音を担当。 「HOSIGATARI Project」という音楽プロジェクト名義でも活動中。作曲家・エンジニア・SR見習い。

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BGM

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