超偏愛理論(24) 意外と知らない「光る君へ」の世界(九)藤原斉信(ただのぶ)~父を、兄を越えて大望を目指した才覚人がたどり着いた光景とは~


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Jul 10 2024 40 mins   3

【超偏愛理論♡とは?】 「スナック偏愛」の原点回帰! みんなの偏愛が聞きたいというところにフォーカスした企画です♡ 2024年大河ドラマ「光る君へ」企画第九弾! 今回は「平安F4」の一人、斉信(ただのぶ)を取り上げます☆ 花上天皇寄りだった父や、藤原実資とライバル関係にあった兄を持つ斉信は、盟友・藤原道長につき、その優れた才覚を持って道長政権に大きく貢献し、父や兄が成し遂げられなかった主体的な成功を目指していきます。 ところが、たどり着きたかった栄達地・大臣には実資や道長の息子たちが・・・ 政権に必要なニーズを満たすピースになり、評価されて実力を発揮し栄達する。 まさに人生の成功ルートにのっかった斉信を待ち受けていたものは? 今回も今を生きる私たちの参考になるお話が満載ですよ♡ ※本編で斉信が彰子の館が焼けた時に手厚い対応をした、と発言していますが、正しくは妍子(道長の次女)です。 ※本編で斉信の父・為光が出世しなかった、というニュアンスのやりとりをしていますが、正確には為光は右大臣・太政大臣になっており斉信より出世しました。但し為光の出世は、当時の兼家(道長の父)や道隆(道長の兄)による名誉人事(政治的配慮)によるもので、実力で大臣手前までたどり着いた斉信とは違う、という意味合いです。 <本日のメニュー> デキる男・斉信の登場です|時勢に翻弄された父と兄とは違う道を!斉信が定めた生きる道|その才覚を現実で活かす☆道長の政治相談役として躍進する斉信|その先に「ヤツら」がいる・・・実力では乗り越えられないルールという壁|