Episode7の最終回は、コンテンツ内で表現されるダイバーシティ、さらに、映画をはじめとするエンターテインメント業界の未来についてディスカッションします。
ゲストは前回に続き、“グローバルなまなざしで、日本映画の先端と王道をいくプロデューサー”李 鳳宇(リ・ボンウ)さんと映画監督の深田晃司さんです。
メディアの形態が次々とアップデートされていく時代、エンターテインメント業界はどのように変化していくべきなのでしょうか。日本の映画の未来はどう変わっていくのでしょうか。
・Netflixが与えた影響
・Netflixやテレビと共存するフランスの映画業界
・コンテンツ内のダイバーシティ
・表現とは社会に対するフィードバックである
・当事者をキャスティングする理由
・表現すること、キャスティングすることの重い責任
・パク・チャヌクとチョン・ソギョンの脚本づくり
・業界みんなで作る「変わっていかなくちゃ」の機運
etc...
【出演】
李 鳳宇(り・ぼんう)|プロデューサー・スモモCEO・マンシーズエンターテイメントCOO
1960年京都府生まれ。1989年にシネカノンを設立し、『パッチギ!』、『シュリ』、『フラガール』など、数々のヒット作を製作・配給。手がけた映画の総数は2023年6月現在、244本にも及ぶ。2023年にはポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』を世界で初めて舞台化し、話題を集めた。
深田 晃司(ふかだ・こうじ)|映画監督
1980年生まれ。1999年、映画美学校入学。2010年、『歓待』が東京国際映画祭日本映画「ある視点」作品賞等。2016年、『淵に立つ』が第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」審査員賞等。2022年、『LOVE LIFE』がヴェネチア国際映画祭コンペティション部門選出。同年、黒澤明賞受賞。日本芸能従事者協会、action4cinema、表現の現場調査団メンバー。
佐藤里菜(さとう・りな)|アクセンチュア ソング
2016年にアクセンチュアでのキャリアをマネジメントコンサルタントとしてスタートし、現在アクセンチュア ソングに在籍。主にグローバル×マーケティングを専門領域とし、製造・小売・旅行業・不動産など多様な業界向けに、顧客起点での体験の設計、マーケティング戦略の立案・実行を推進。
世界経済フォーラム(WEF)とアクセンチュア共著のホワイトペーパー(2021)はこちら:
Reflecting Society: The State of Diverse Representation in Media and Entertainment
音楽 : ermhoi
編集・制作:サウンズネクスト
企画・協力:黒鳥社